消防団の活動内容は?団員歴10年の本音をご紹介

消防団のメリット・デメリット

全国各地に準公務員として配属されている消防団について書いてみます。

私自身10年ほど前から地元の消防団に入団しています。
入団する前の消防団のイメージといえば・・・

  • ただただ毎週のように酒を飲むだけ
  • 暇人の集まり
  • 友達も趣味も無いような人の集まり
  • 地元愛が強い人の集まり
  • 役場職員や自営業の集まり

 

こう見ると悪いイメージしかないですね(笑)

でも入団してみて分かったんですが、意外にお酒を飲む機会はありません(笑)
普段の活動も地元住民のためであったり、公共行事の手伝いであったり。

至って真面目な団体であるという事がわかりました。
では実際どのような活動をしているのか?

出初式と観閲式

出初式

地域に寄って開催時期が異なりますが、年初め最初の行事が出初式
消防団の1年は、この出初式から始まります。
と、かっこよく言ってみましたが、殆どの団員はだたの恒例行事としか思っておりません(笑)

内容も地域に寄って違うと思いますが、一般的には徒歩部隊と車両部隊に別れ、町であれば町長・市であれば市長を観閲者として街の中心部を整列して移動します。

その後は会場にて、長い長い祝辞やはしご乗りなどが披露されます。

観閲式

2大式典の1つ「観閲式
流れは出初式とほぼ同じなのですが、春に行われる式典が観閲式です。
5月に行う地域もあれば6月に行う地域もあり、期日は地方自治体に寄ります。

観閲式では消防車を使った競技や、消防操作の基本となる「操法競技」が行われる自治体が多いですね。
また、この操法競技は地区大会を勝ち上がると全国大会の出場が可能となり、いい年した大人たちが運動会のように本気で競います(笑)
笑ってますが、やってみると本気になってしまい、笑顔を見せる人は居なくなります(笑)

年間行事

月に数回の夜警と機械器具点検

みなさんご存知かと思いますが、消防車が「カンカン♪」と音を鳴らしながら、それぞれの担当地区を巡回するのが「夜警」です。
月に2~3回が一般的かと思います。

もう1つが「機械器具点検」といいまして、消防車の機械部分の動作チェックをします。
いざ火災が起こった時に消防車が機能しなければ話になりませんからね。そのための点検です。
これも夜警と同じく、月2~3回が一般的かと思います。

防災訓練

地区の防災訓練や地方自治体主催の防災訓練がありますね。
それぞれ手伝いor運営側として、消防団員が協力するのが一般的かと思います。

このような公共団体主催のイベントは土日が殆どですので、せっかくの休日が潰れてしまうというデメリットがありますね。

消防学校

火災現場や自然災害現場で役に立つ工法などの講習です。
最近ではAED講習も頻繁に行われていますね。
私の地元では、各分団1名参加なので10数年に1度の割合で参加しています。

AED講習では正式な講習修了証も交付されるので、職場などで役立つ場面があるかもしれませんね。

祭り花火の警備

毎年恒例の祭り花火の警備も消防団の仕事です。
花火の打ち上げ場所の周辺に消防車を配置させ、いざという時の警備を行います。

今までに一度だけ花火による火災(ボヤ)がありましたが、消防団が動く前に地元のおじいさんがバケツで消火していました(^^)

意外と多い土日の活動

地方自治体の行事のほとんどが土日ですので、自動的に消防団として参加する場合は土日の頻度が多いです。
逆に平日の方が無理なので、土日でありがたいんですけどね(^_^;)

サラリーマンの方は、土日しか休みが無いとなると結構辛いですよね。
自営業や公務員であればある程度融通は効くと思いますが、サラリーマンがそうはいきませんよね。

週末は父親として家族サービスも重要ですよね。
特にお子さんが小さい方はなおさらです。

こういう部分も、若い消防団員が増えない要因となっているように思います。

まとめ

家族サービスも出来ずに消防行事ばかり参加して、夕方からは屯所で酒飲みをして結局子供と遊べない日も多々あります。
これが正解なのか不正解なのか、それは本人次第でしょうが、何かしらメリットがあって消防団へ入団しているわけで。